元さとえ学園小学校長対談
「ガウディアの教材の良さ」

元さとえ学園小学校長対談

学校法人佐藤栄学園
さとえ学園小学校 元校長

下平 孝富

株式会社日能研関東 代表取締役
株式会社ガウディア 代表取締役

小嶋 隆

「ガウディアの教材って、論理的思考力と読解力を育むのに最適ですね」

ガウディア教材は、私立さとえ学園小学校の授業にも採用されています。下平元校長先生に、なぜガウディア教材を選ばれたのか、現在の子どもの特徴と教育の現状を交えてお聞かせいただきました。

大事なのは「正解か間違いか」ではないことを伝えたい

大学入試改革をはじめ、教育のあり方が大きく変わろうしています。その中で小学生の学びの現状については、どうお考えでしょうか?
下平子どもたちを見ていると、物事を論理的に筋道立てて考えるのが非常に苦手です。小学生なので概念を理解するのに時間がかかるのは当然ですが、理解するための機会や理解したものをアウトプットする機会が少ないかなと感じています。
小嶋同感です。今までの学習教室で学んできた子たちは、処理能力は高い。高いんですけど、ただそれだけなんですよね。高学年から日能研でお預かりしても、計算のスピードは速いけど…という状況。別に悪くはないんですが、考える力を養うという観点からするとどうなのか、という危機感があります。論理的に考える素地はあるはずなのに、考える習慣がついていない子は多いですね。
下平正解することが大事で「間違うことが恥ずかしい」といった考えをもってしまっている子もいます。「みんなで思いついたことをどんどん発言してみよう」と言ってもなかなか出てこなかったこともありました。さとえ小ではいろいろなことを体験し、能動的に調べるということを大切にしていますが、それで終わってはいけないんです。体験したこと、調べて得た知識を踏まえて、自分なりの意見を言えるようになってほしい。正解か間違いか、ではないことを伝えていきたいと考えています。
小嶋自分で表現するというところまで指導していくんですね。
下平そんなことを考えている中でガウディア教材に出会ったんです。いろいろな知識を統合していく機会がないと知識同士がつながりませんが、ガウディアの教材でそういった機会を提供できるのではないかと感じました。私の感覚だけだと不安だったので教員にも見せて意見をもらいました(笑)。すると全員が「これはかなりいいですよ」と。
どうしても小学校の国語の授業は論理的な考えよりも感覚的なことが優先されてしまうのですが、ガウディアの教材は、文法をみっちりやって論理的な考え方と読解力を育む構成になっていますよね。引用作品が豊富なのも魅力的でした。いろいろな知識を得られますし、文章力という意味でも数多くの作品に触れることは大事です。こういった教材があるということが驚きでした。
小嶋ありがとうございます。ガウディアの考えの根底にあるのは、これから求められる能力が、パズル型からブロック型に変化しているということなんです。決まった形のものを正確に早く処理するパズル型の能力ももちろん大事なのですが、さまざまな形のブロックを組み合わせて飛行機や家、ペットなどが作れるような、表現する能力が不可欠になってきています。その力を育める教材を目指して作りましたので、その点を評価していただけるのは、非常にうれしいです。

「こんな教材が欲しかったんです」と言われています

さとえ小では、正課授業と特色のあるアフタースクールプログラムを連携させた「複合型教育」を実践されていますね。にも関わらず、ガウディアをアフタースクールプログラムではなく正課授業で採用することにしたのはなぜでしょう。
下平国語が好きでもっとやりたいという子に向けて、という考えも当初はありました。ただ、あれだけの文章に触れる経験を一部の生徒だけのものにしてしまっていいのだろうか、どんな子どもにとっても必要な経験なんじゃないだろうか、と考え、採用することにしました。
文章を読むというのは、どの教科でも基本中の基本です。文章を読める子ほど、良い文章を書けたりもします。好奇心旺盛な子が多いので、今後の成長が本当に楽しみです。
小嶋もともと幼児・小学生向けの学習教室としてスタートしたガウディアですが、実は、100人以上の中学生以上の子も通ってくれているんです。国語受講が多いのですが、中学生の子たちの成績も上がっています。
下平それは分かる気がします。私自身の経験なのですが、中学に上がった当初、国語のテストがどうしてもできなかったんです。もう何をどうしたらいいのか、やり方がわからなかった。先ほども触れましたが、小学校の国語は感覚的で良かったのに、中学に入ると突然論理的な回答を求められるので、そのギャップに戸惑ったんですね。ガウディアの教材では論理的な思考を求められますから、低学年のうちから苦にすることなく読む経験を積むことができれば、中学生、高校生での成長の土台にもなりそうです。
保護者の反応はいかがですか?
下平導入前は「宿題以外にどんな教材で勉強したらいいのでしょうか?」という質問をよくもらっていたのですが、導入後は「こんな教材がほしかったんです!」との声もいただいたようです。今は両親ともに高学歴の方が多いので、教材を見る目が肥えているんですが、そんな中でも評価していただいており、安心しました。
小嶋これからも、保護者の声や現場の先生の声、そして子どもたちの反応をぜひおきかせください。もっとみなさんに喜ばれる教材にしていきたいと思います。